私はダンスの経験はないですが、昔からなぜかダンスを観るのが好きでした。
そのダンスでずっと疑問がありました。
それは、「かっこいいはずなのに魅力を感じないダンスがある」ということです。
腕の角度や身体の向きが揃っているけど魅力は感じないダンスがある一方で、一人ひとりが好きなように踊っているように見えるけど「おぉー!かっこいい!」と思うダンスがある。
私はすべてがきっちり揃っているダンスの方がプロフェッショナルだと思ってました。
けど、そんなダンスを観てもなんとも思わないことが多い。
長年の疑問でした。
最近、疑問が晴れました。
まんが「ワンダンス」にありました。
・・・形を合わせなくても
同じ音を 同じアクセントで取ればダンスは揃う
2人ともリズムを体感で受け止めて動こうとしている・・・
そもそもダンスにはこういう考え方があったんですね。
このセリフの前には主人公のセリフがあります。
「音を聴く」・・・
そうだよな
音楽があって
その後にダンスがあるんだから
踊っている感じが全然ちがう
何で今まで気付かなかっただろう
「ダンスは身体を動かすもの」という先入観があったけど、身体を動かすことの前にまず音楽がある。ダンスは「音楽を表現しているもの」と考えると、音楽が好きな私がダンスを好きなのも理解できる。
ワンダンスの主題歌のBE:FIRSTの「Stare In Wonder」のダンスは全然揃えようとしてしていないけど、揃っているしかっこいい。このダンスを観ると、曲がより好きになる。








